くらいむ倶楽部

「くらいむ(climb)倶楽部」とは学志舎の
土日を使った中3生の受験対策講座。
3年前までは「土日会員」と呼んでいた。

今、これを打っている横で中3生が
直前に迫った私立高校の過去問題を解いている。               
今日は3時半から私が解説を行う。

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      育真館で過去問を解く中3生

9年前、開校初めての夏期講習中、                      中3生のK君のお母さんから電話があった。
「家では下の子がうるさくて、勉強が出来ません。
 使用料を払いますから、土日教室を自習室
 として使わせてもらえませんか?」
私は「お金はいいですから使ってください」と答えた。
しかしお母さんはタダでは申し訳ない、どうしても・・・
私は光熱費の実費だけいただくことにした。

K君の自習が始まってしばらくすると、それを知った             
ほかの中3生が「僕もやりたい、私も・・・」と私に言ってきた。
7人の受験生が集まった。
私はそれならということで、私立・公立の過去問を
解かせて、私が解説をすることから始めた。
あれから9年、今では4~8月、9月~12月、1月~受験
の3期に分けて各自に計画表を作成して
私、事務長の承認を受けて学習を進める。

ちなみにK君、中3の春に入塾して、入塾前の
中2の3学期290点台から、最後は453点まで頑張り、
志望校の岐阜高専に見事合格した。
6月のある日、塾が終わったあと「僕、高専に行けるかな?」
「K、お前が本気で行きたいと思い続ける限りは、先生は
いけると思うな。本気でな」と二人で話しをした事を              今でも鮮明に覚えている。
 
前期は5科目のうち弱点教科2、3科目
に絞っての1・2年の内容を学習する。
テキストは青山、岩野田中なら半ば強制的に
購入させられる受験用テキスト。
任意の伊奈波中、学校で案内がない長良、東長良は
塾でそれと同様のテキストを用意している。
それプラス、「受験の英単語1000」のうち最低500まで。
サマープロジェクト(夏期講習)ではそのテキストを2回転。1
0月の第2回岐阜新聞テストまでに3回転。
学志舎基本のTRT(トリプル・リピート・トレーニング)だ。
中期は岐阜新聞テストの過去問題&解説を
朝9時半から夕方6時まで。
受験の1000単語を最低800まで。
800まで覚えると、公立高校の入試英語でまず
単語でつまづくことはない。
英語の長文が解けない生徒の大半が単語力不足。
単語力のない生徒にとって長文問題は、「エイヤッ」             
と勘で選ぶ選択問題以外は、雲をつかむに等しい

後期は私立・公立高校過去問題&解説。
ここでは生徒によっては教えない。
例えば数学で大問④・⑤の最後の問題などは
90点以上を取る生徒にしか解けない。
60点を目標にしている生徒がそんな問題の
解説を聞いている時間があるなら、
歴史の年代をひとつでも覚えたほうが良い。
当たり前の話だが、入試は5科目合計で決まる。
ならばこの時期、5科総合でどう上げていくか
一人ひとりで方法が違うのである。
そして最終の公立高校予想問題。
ここが我々プロとしての腕の見せ所である。
今年出る確率が高い単元、問題をあぶり出し
予想問題とともに、解説する。

過去の例を見ると、例年一番学習時間が
多い生徒で平均4時間半~5時間。
3年前に5時間を20分越える生徒が初めて出た。
土日プラス祝日、100日を越える平均が、だ。
彼女は1学期こそ部活の合間に2~3時間
教室に通っていたが、2学期からは朝から夕方まで。
年明けからは、時間いっぱい、9時半~21時半まで。
自分の計画が終わらないときは、時間を延長して頑張った。

基本は、だれにやらされるでもなく、自分で立てた計画を
粛々とこなしていく。教室に来ることによって、
勉強するしかない環境に自分を追い込む。
「友達が行くから私も」ではなく「先生に、親に言われたから」
でもなく「自分がどうしたいのか」
自然発生的にできた「くらいむ倶楽部」はいつの間にか
私が求める「自立した生徒」のため、そして
それを支援していくためのものとなっていた。
 
お母さん方の中には各期毎にいただく倶楽部の費用を、
毎月の費用と間違える方がいる。
「先生、そんなに安くて本当にいいんですか?」
考えてみれば、最長の生徒で一時間当たりの
費用は約70円。平均的な生徒でも150円なのだから。
 
来週の日曜日はいよいよ私立高校入試。
もちろん過去10年間落ちた生徒は一人もいない。
人生において人はやらなければならない時がある。
勝負のときがある。
入試はその人生の一つの節目であり、
自分を高める一つのイベントとして捉え、
あせることもなく、肩に力を入れることもなく、
ただ後で振り返った時に「自分が納得のいく
時間を過ごすことができた」と思って欲しい。
 

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