• 2008.5.14
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どうしたCANON

キャノンと言っても天下のCANONではなく、キャノンシステムサポート。
(CSS)
つまりキャノン事務製品の販売とメンテを手がけている会社である。
ずいぶん前からキャノンのコピー機を使っていた。
2年前に他社のコピー機を入れた後は、キャノンのは至誠館で使っていた。
この冬、調子が悪くて、黒くなるわ、薄くなるわおまけに画面は見えなくなる。
直してもらってもすぐに悪くなる。
失敗コピーの山で、コピー代が倍くらいかかってしまう。
といってキャノンの製品が決して悪いのではなく、(良いと思う)
もう古くて寿命なのだと思っていた。
よって入れ替えることにした。
4月はじめに、CSSに現在の機種を、引き取ってもらうように電話した。
するとほどなく、定期メンテにくる方から連絡があり、
「引き取り廃棄料がかかります。」
「契約書にはそんなことは書いてませんが、本当にかかるんですか?」
「私ではわかりませんので、営業のものから連絡させます」
1週間ほどして若い?営業マンがやってきた。
以前2度ほど営業に来たT君。
やはり廃棄料がかかるという。
おまけに私が事前に調べた料金の4倍近くの値段を吹っかけてきた。
おそらく日本では最高の値段ではないかと思える金額である。
私はT君の「普通は〇万円かかりますが・・・」
と言った瞬間「ほう、岐阜のキャノンさんはえらく高いんですね。
私が知ってる限りでは△万円くらいですよ」
といったら彼は口ごもってしまった。
そして、契約当時は環境問題も今のようにうるさくなかったとか、
わけのわからないことをしゃべり始めた。
問題は、今は引き取りの際に廃棄料を取るのかもしれないが
当時の契約書には何もそんなことは書いてないから、さてどうしましょ?
という話をしましょ、と言うことが私はいいたかったのだが・・・。
きっと彼は〇万円のところ、◇万円まで下げますので、と言いたかったのだろう。
おそらく彼が提示したかった◇万円も、相場の〇万円より高かったに違いない。
だから何もいえなくなって口ごもってしまった?
彼のこの小細工に私はちょっと腹が立った。
若者なら若者らしくストレートに言えばいい。
小手先、口先の小細工を弄するなどもってのほかだ。
それとCSSは彼の前の営業の子もチョンボをやっている。
他社製品を入れたときのことである。
またT君もうちへ初めて営業に来たとき、買ってくれ!と言わんばかりの
未熟なプレゼンを展開した。
買えば客にはどのようなメリットがあるのか?
一番大切なこの点がまったくなかった。
私は「買えば、キャノンが儲かる、つまり貴方のメリットばかりだ。
お互いのメリットを、特に客のメリットを言わずしてどうするの?
もう少し勉強しておいで」と帰した経緯がある。
さて、4月に彼に出した宿題は
「契約書に書いてないことを、今の規定で杓子定規に言うのではなくて、
どうするのか会社の方針を聞きたい」
そして彼は会社に帰って上司と相談します、と言って帰った。
私は別に金を払わないつもりはなかった。
事情がそうならば仕方がないと思っていた。
実際にはたいした金額ではない。
取り決めのないことなので、「お互い気持ちよく」
と考えると互いに半分ずつもちましょう
と言う線が妥当ではないかと思っていた。
しかし彼の報告次第では、全額払いもしょうがないかとも思っていた。
それから3週間、うんともすんとも言ってこない。
業を煮やして私は電話をかけた。
すると、会社の規定で料金がかかることしか言わない。
おかしいと思った私は電話で彼を追求した。
なんとこの件をほったらかしにしていたのである。
久々に血が頭に上った。
そして強い口調で彼に言った。
私は支店長か所長か上司か知らないが、
よく話をして結果を持ってくるようにと言った。
私としては本当は岐阜のトップと話をしたかった。
CSSの客に対する姿勢を問いたかったから。
なんと15分後、電話があった。
さっきとうって変わってシュンとした口調で
「こちらのミスですから、結構です。
ただ次の機器を入れる業者さんに言って、
コピー機を営業所まで持ってきてもらうように・・・」
3週間かかってできなかったことが、
怒られると15分でできるんだな。
私はキャノンの製品は結構好きだ。
デジビデだってそうだし、インクジェットプリンターなんて
エプソン製品の2台に対して、20数台キャノン製を買っている。
しかし、全員がそうでないにしろ、その関係会社の社員個人か
その営業所の方針かしらないが、こんな対応をされるとうんざりする。
嘘はばれると怖い。
吉兆だって、もうだめだろうな。
信用を築くのは時間と労力を費やすが、無くすの一瞬である。
若い人間なら、変化球でなく直球勝負であってほしい。
私が言いたいのはその人間が一生懸命やってダメなら
こちらのあきらめもつくということ。
T君が、客の立場も考慮して、上役と話をして、
ダメならダメと結果を持ってきたならその思いは私に通じたであろう。
私がまだ20代前半のころ、関西であるメーカーの営業をやっていた。
神戸の問屋さんで商談をしていると、値段が合わない。
とはいえ、同じ自社製品が別のルートで安く出ていた。
なぜ安く出ているのか、私にはわかっていた。
はっきりいえばご法度の方法なのである。
いわば、最後は自分のケツを拭かないとでも言おうか。
私なりに正攻法でなんとか値段をあわす方法はないか
あらゆる方法を検討してみたが結果はだめだった。
神戸に行き、私なりに頑張ったけど、ダメだったことを話した。
すると担当者のTさんは「そうか、山ちゃんあかんかったか。しょうがないな。」
その後に続くTさんの言葉を聞いて、私は自分の耳を疑った。
「そしたら〇〇入れといてくれ」
なんと通常の倍の数量を発注してくれたのだ。
Tさんは私がお客さんのために
一生懸命にやってきたことを評価してくれた。
そしてその大切さを教えてくれた。
その後Tさんと飲む機会があり、(三宮・キタに何回行ったかな~)
私が一生懸命にTさんに話した言葉の一つ一つに嘘がない、
と思ったことと、私の必死の思いがTさんの胸に伝わったことを、話してくれた。
それとその時の発注は特別だということも。
(決して安くない値段では、いつもは発注できない)
もちろん私がTさんのファンになったのは言うまでもない。
また余談だが、Tさんと同行販売なのに、前日飲みすぎて
二日酔いでどうしようもないときに
「ヤマ、お前今日調子悪そうやな」
「すいません。二日酔いで気分が悪いんです~」
「あかんわこいつ、しょうがないな。後ろで寝とけ」
その後飲むたびに
「メーカーの営業で、二日酔いで一日中俺の車の後ろで
仕事もせずに寝とったやつは、後にも先にもヤマくらいなもんや」
と冷やかされたもんだ。
Tさんとは以来25年間、今でも年賀状のやり取りしている。
ある意味で、私を育ててくれた恩人でもある。
今でも「ヤマ、直球で勝負せなあかんぞ!」と言ってくれているような・・・。

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