オリコン

昨日の新聞によると、オリコンの40年間のランキングで、
アルバム売り上げ枚数男女歴代1位が「B’z」と「ユーミン」
なんとB’zは4,145万枚、ユーミンは2,930万枚だそうだ。 
男の1位はてっきりサザンかと思っていた。
「歌は世につれ、世は歌につれ」と言うが、人は皆思い出の
歌があって、その場面を思い出す。

ユーミンは高校時代からよく聞いたものだ。当時はまだ独身で荒井由実だった。
高校2年の梅雨時の夜中には「雨の街を」を、真っ暗な部屋でよく聞いたものだ。
高3の秋からは、受験勉強の合間に「あの日に帰りたい」をよく聞いた。
「埠頭を渡る風」「郷愁」「カンナ8号線」「ベルベット・イースター」などが好きだったな。 

「白日夢」(Day Dream)という歌の中でユーミンは  
「tell me 距離と時間は tell me 愛を超えるの ぬくもり届かぬ遠い街」 
と歌っている。私は遠距離恋愛をしている者を冗談でからかう。 
「距離は愛を越えるというからな~、ま、せいぜい頑張れよ」と。
だいたいの者は「はい、頑張ります!」と言って一瞬考え「エッ、それって逆でしょう?」  
と言う。そこで、かのユーミン曰くこれこれしかじか。「へ~そうなんですか・・・。」 
最近では、東島先生にそう言った。(笑)

ばんばんが歌って大ヒットした「いちご白書をもう一度」もユーミンの曲だ。 
私はユーミンが歌う「いちご白書・・」を聞いた事がなかった。
カミさんに聞くと、「コンサートでは案外さらっと歌ってるよ。」
先月インターネットでユーミンの曲が試聴できるサイトがあり、初めて聞けた。
あの少々音をはずしながら(30年前)、ねばっこく歌うばんばんと全くイメージが違う。
「ほう、こんな歌だったのか」と思った。
そういや、いつぞやTVでばんばんが言ってた。
レコーディングのとき、ユーミンが立ち会っていて
歌の最後の方の♪二人だけのメーモりー♪のところを
ばんばんが何の気なしに「L」の発音で歌っていたところ
ユーミンが人差し指を「ノンノン」と左右に振り「ばんばん、メーモリーRの発音で) 」                  と指摘し、「あれにはまいった」と述懐していたな。

 「いちご白書・・」がヒットしていた、高2の秋の修学旅行前の土曜日、                          私は7人のクラスメイトと、駅前の友人宅で遊んでいた。 
ちょうどラジオから「いちご白書・・」がリクエストで流れていた時のことだった。  
話題は修学旅行のことからなぜか21世紀のことになり、 
「その頃俺たちは40代のオッサンやな」と一人が言った。 
みんなゲラゲラ笑っていた。                                                   そんな時代が来るなんて、当時みんな本気で思ってもみなかった。                           16.7歳の青春時代に、オッサンになる日が来ることなんて、想像だにできなかった。          僕らには、時間が無限にあるように思えた。                                          そんな秋の日の情景が、つい先日のように思い出される。
 
オッサンになって、人生の中間地点を折り返して、                                      やっと自分の時間に限りがあることを自覚した。
 
Time flies like an arrow.
時の流れの早さを、自分自身よりも、田舎に毎年帰郷するたびに、                               目の当たりにする両親の老いに、私はつくづく感じてしまう。
 
月並みではあるが、生徒たちには、一度しか来ない青春を、目一杯謳歌するとともに、               有限の時間を認識し、無限の可能性に挑戦してほしいとせつに思う。
  

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コメント

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  • コメント (2)
    • komoda
    • 2006年 5月 31日

    なんてったって昔の歌がいいよなー。
    今の歌は、こう、切ないとか、悲しいとか、
    そういう人の心の深いところから出るような
    ”気持ち”がこもっていないんだよな。
    だいたい昔からよい詩っていうのはさ、
    中原中也にしても、萩原朔太郎にしても、
    ほら、こう感傷っていうよりも、もっと深い哀しさが
    あるじゃない。
    ユーミンの歌なんかもさ、すごくおしゃれで洗練されて
    いたけれど、いつもどこかに哀しさがあっただろ、
    ああいうのが歌、なんだよな。
    今の歌はさ、カッコつけてるだけっていうか、格好いいオレを
    見てくれっていうことだけみたいで、こう、伝えたい何かって
    いうのが感じられないんだよね。
    だいたいさ……。
    なんてことを言い出したら、すっかりおじさんと申します。
    でも、大丈夫。
    昔と違って今はおじさんの方が正しい時代だからです。
    やっぱ合い言葉は、Don’t trust under thirty。
    正しいおじさんのまっすぐなブログ、
    これからも楽しみにしていますよー。

    • yamada
    • 2006年 6月 01日

    確かにユーミンの歌っておしゃれで、哀しさ、切なさを感じるよね。
    昨日の日経新聞の夕刊に、ユーミンが載っていた。
    41作目のアルバムを、今月下旬に出だすとか。
    ユーミン曰く
    「若い男女が屈託なく自由を満喫する時代。しかし、表面的な楽しさばかりを追う一方で、苦しみから逃げる風潮がつよくなっていると感じる」
    「失恋したり、人生につまづいても一生懸命生きることだ。懸命に生きなければ、幸福はつかめない。私の歌はこんな思いを代弁している」

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