• 2008.11.20
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勝者の思考法

今日のタイトルは、昨日国際会議場であった
スポーツジャーナリスト二宮清純氏の講演会の演題である。
サブタイトルは~超一流選手に学ぶ~
 
さすがにスポーツジャーナリスト、裏話がばんばん出てきた。
長島監督の話は受けに受け、「受けましたのでもう一つ」てな具合。
監督と5人でふぐを食べに行ったときの話。
監督は出てきたテッサをひとすくいに7、8切れをがさっと口に運び
一人で全部食べてしまい「おいしいですね~!」
みな唖然。
最後にデザートのスイカが出てきたが
一人で5人分のスイカの先だけかじり、
富士山のような形になったスイカを尻目に
「みなさん食べないんですか?」
「いや~もうお腹いっぱいです」としか言いようがなかったとか。
天才とはこういうものだと氏は言っていた。
打席に立ったら打つことだけに集中する。
テッサが出てきたら、テッサを食べることだけに集中する。
スイカが出てきたら、スイカを食べることだけに集中する。
だから周りのことが分からなくなることがあるのだそうだ。
このものすごい集中力が、天才の天才たるゆえんであるらしい。
あるノーベル賞科学者は、一度研究に没頭すると
3日間くらい飯を食べるのを忘れるそうだ。
また外を歩くのに、靴を履くのを忘れるとか・・・。
二宮氏は愛媛県立八幡浜高校のOB。
私は氏より1年早い卒業生なのである。
 二宮清純.JPG
講演会の後、新幹線へ急ぐ二宮氏を追いかけ
「二宮さん、すみません。私、八高の卒業生なんですけど!」
と呼びかけると立ち止まりふり返って
「エッ、八幡浜ですか。どちらですか?」「真穴です」「今は岐阜にお住まいですか」「はい」
名刺交換をして、事務長とスリーショット

講演では鈴木大地の金メダル秘話をはじめ、
サッカー日韓WCでの広島会場がなぜ新潟に変わったのか他
いろんな話を聞いたが、その中から。
Jリーグ誕生の裏話。
1992年(だったかな?)サッカーのプロ化に向けて会議の最中、
プロ化推進派の後の川淵チェアマンに対してある幹部が
「時期尚早ではないか?」
また別の幹部が
「前例がない!」
当時、東京ドームでは巨人VS阪神戦に観客は5万人。
国立競技場でのラグビー早稲田VS明治戦にも同じく5万人。
国立競技場でのサッカーの試合は・・・500人。
そのチケットは誰も欲しがらず、猫までもがまたいで通ると言われていた。
だれもがうまくいくかどうかを不安視していた。
そこですくっと立ち上がった川淵三郎氏、その幹部に向かって
「時期尚早という人間は、100年たっても時期尚早と言う。
前例がないと言う人間は200年たっても前例がないという。
結局そういう人間はいつまでたっても何もできない!」
その場で聞いていた二宮氏は
「すごい!しかしそこまで言って大丈夫だろうか・・・。」と思ったそうな。
しかしそれから会議の場は反対派の意見は消沈し、
プロ化に向かって加速することになったそうだ。
川淵氏がいなかったら、間違いなくJリーグは
誕生してなかったと氏はいいきった。
ちなみに川淵チェアマンがその後「キャプテン」
と呼ばれるようになったのは、二宮氏が川淵氏に
何かいい呼び名はないかと聞かれ
サッカーならキャプテン翼などのイメージから
「キャプテン」はどうですか?と言うと、
その場で川淵氏「それはいい!」
リーダーとは評論家であってはならない。
率先垂範して動かなくてはならない。
・passion
・mission
・action
勝者と敗者の決定的違い
敗者-人事を尽くして天命を待つ
勝者-人事を尽くして天命をもぎ取る
すなわち勝者は運をつかむことができる。
敗者は運がつかめない。
運を回転寿司にたとえると、
敗者は運がゆっくり回ってきても気づかない。
勝者は己を知り、相手を知り、周到な準備をして、
始終アンテナを張り巡らせているから
例え時速300㎞のスピードで回っていても必ず運をつかむ。
そして勝者は追い込まれたときこそ笑うそうだ。
最後に二宮氏が一番感銘を受けた本。
それはイタリアのある本だった。
最後の言葉を見るまでは普通にいい本だなと思ったそうだ。
最後の言葉を見た瞬間「これは・・・」と思ったそうな。
その言葉とは
 ill bello dorsa(スペルが間違っていたらごめんなさい)
美しい背中・毅然とした背中・凛とした背中、と言う意味だそうだ。
子供は親の背中を見て育つ。
生徒は先生の背中を見て育つ。
選手は指導者の背中を見て育つ。
部下は上司の背中を見て育つ。
言葉は要らない、よき背中を持つことが大切だと氏は講演を閉じた。

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