• 2008.4.28
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北京オリンピック

新聞やTVでは聖火ランナーの話題でもちきり。
ここまで妨害が行われる北京オリンピックって何?
そもそもオリンピックって、紀元前8世紀に始まり
当時の都市国家間の戦争が絶えない時代に
開催期間だけは、ギリシャ全土で戦争を中止し、
このスポーツのお祭に集まったのだ。
勝者はオリーブの葉の冠と個人的な名誉が与えられた。
原点は個人の名誉と、戦争を中断してまでも、
全土から自己の限界に挑んで、鍛え上げた人々が
集うお祭りであった。
だから「平和の祭典」そのものなのである。
その祭典への聖火ランナーが妨害されるなんて、
何かが間違っている。
ドイツやイギリスの首相が開会式の出席をしないと
宣言する異常なオリンピックなのである。
妨害する人々が異常?
いや「北京」でやること自体がもう「平和の祭典」
というのにはあまりにかけ離れている。
チベット問題がクローズアップされているが、
ウイグル地区、内モンゴルなど問題は多い。
中国政府の常套手段は漢民族を送り込み、
地元民族の人口比率を無理やり下げ、
中国の国家として飲み込むのである。
新彊自治区で政府は移住する漢民族の男性に特別金を与え、
そこでウイグル人やカザフ人女性などと結婚することを奨める。
そのためにはボーナスまで出すらしい。
他民族を漢民族に同化させるといえば聞こえはいいが、
相手の民族性や文化までも消し去るのが目的であるから
間違いなくジェノサイドである。
政治的にも経済的にも立派な独立国家としての体をなした
台湾でさえ、今だに「オラのもんだ!」とほざいている。
そもそも中華人民共和国の中華思想とは
地球の中心でありその民族は世界最高
であるというすばらしいものである・・・。
大和民族であり、謙譲の美徳という伝統文化
にドップリ浸って育ってきた私にとっては、
思い上がった考えにしか思えない。

当時の人口から考えても、物理的に考えてもありえない
第二次大戦中の「南京大虐殺」をでっち上げ、
立派な記念館を作り、日本兵は30万人の中国人を殺したと
反日感情を思いっきり煽る傍ら、戦後自分達は
周辺の少数民族をどれだけ虐待してきたのか?
嘘でもなんでも政治的に使えることなら
どうやら平気でやる国のようだ。
中国で数十年来商売をやってる友人が、
「彼らにはgive&takeという感覚はない。take&takeだけ。」
と酒を飲みながら私に言ったことを思い出す。
昨夜のTVでもチベット人が「話し合えばわかる」
と言って中国人留学生に握手を求めると、なんと
「チベットは中国であると言うことを認めるなら」
と拒否してしまった。
私は開いた口がふさがらなかった。
どれだけの周辺の民族を殺したかは定かでないが、
天安門事件のとき、最高実力者鄧小平が言った(らしい)言葉
「改革開放政策と国内安定のためなら百万人の中国人を殺してもいい」
は現在の政府にも脈々と受け継がれている。
国益のために自国民を100万人殺してもよいならば
他民族のことは推して知るべし。
毎度のことだけど、中国人をすべて否定しているわけではない。
中国政府のやっている、よろしくない政策を苦々しく思っている
方々も多くいるということ。
チベット問題を憂えている方々もいるということ。
地球人としてのまともな常識を持っている方々も
多くいると言う事実。
しかし・・・やっていること、考え方の良し悪しは別として、
あの中国人留学生の愛国心はすごい。
中国政府の愛国・国粋教育だけは日本政府も
ぜひとも見習ってほしいものである。
現時点で平和の祭典オリンピックを北京で開催することが、
私にはブラックジョークとしか思えないのだが。
近年コマーシャリズム・ナショナリズム化した、
またイデオロギーに浸されたオリンピックだが、
人類はこの祭典が始まった2700年前から
ある意味で進化を遂げておらず、
ぼちぼち、原点に回帰しないといけないのかもしれないな。

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