• 2013.5.8
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卒塾生Y

午前中の懇談会を終え、昼食後駐車場に戻り

エンジンを切ろうとしたときだった。

前を、電話をしながら犬を連れた若者が歩いている。

10年前に卒塾したYに似ている。

目が合った。

車の中から

「Y?」

若者は小首をかしげながら

「塾長?」

車を降りて

「Yか、男前になったな。今何やっとるんや?」

「はい、建設関係の会社に行ってます」

「ほう、それで?」

「鳶やってます」

「先生にはとてもできんな。高所恐怖症やからな」

話ははずむ。

「今、もっと勉強しておけばよかったと思ってます」

「ごめんな、先生がもっとビシバシにやっとけば良かったか?」

「英語を勉強したいんです」

「ほう、外国に行ったらええやないか」

「はい、1,2ヶ月行ったことは何度かあるんですが・・・」

「行くんやったら1年くらいいったらどうや」

「そうなんですが・・・同棲してまして・・・寂しがりなもんで

 1,2ヶ月行くだけでも大変なんです」

「あ、そうなんか」

「でも今度フィリピンに行ってきます」

「なんでフィリピンなんや?」

「韓国人なんかは日本人よりずっと英語がしゃべれるじゃないですか。

 それは、フィリピンで語学をやって、それからアメリカとかへ

 行くそうでなんです。ですから僕もそうしようと思って・・・」

「ほう、それは知らんかったな」

「塾長、痩せました?」

「そうやな、お前がおったころより10キロは痩せたかな。

 頭の髪の毛も軽うなったけどな」

午後の懇談の時間が迫ってきたので彼と別れて至誠館へ。

しかし、なんかうれしかったな。

中3のときに可愛い顔をしていたYが、25歳のいい男になっていた。

今、お金をためては、英語を学ぶために海外に行く。

ガンバレY、先生は応援しているぞ!!!

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