• 2006.8.19
  • 帰郷2 はコメントを受け付けていません。

帰郷2

昨日の夕方岐阜に帰ってきた。
12日は渋滞で岐阜~愛媛を9時間の予定が12時間。
昼の1時8分に出て、家に着いたのが夜中の1時半。
高速のSAでガソリンを入れるのに、45台待ちだった。
ほとほと疲れた。
しかし故郷はいいもんだと、いつも思う。
毎日子供を海に連れて行っては、うまい魚を食べ、                       
兄と甥と飲んだ。

兄は、20歳の時から家を継いでミカンを作っている。                
甥も22歳のときから兄とともにミカンを作っている。
兄は現在地元の共同撰果場(農協)の副共撰長をしている
日本でもトップ3ブランドに入る「マルマ」という。                この職に就くにあたって、その後も母はずいぶんぼやいたものだ。
役員としての仕事が主になり、家の仕事がまともにできないから。
就任前に甥は前共撰長に呼ばれ、そのことの了解を求められた。
農家で男手が抜けるということは、大変なことなのだ。
16日に母の実家の墓参りに二人で行ったとき、母はまだぼやいていた。

夜、兄と飲んだときにその話が出た。
「確かに家の仕事ができない、しかしマルマというブランドがあってのうちのミカンである。誰かがやらねばならない。」と兄は言う。

甥が言うに「政府の補助がなければいい」
どうやら、兼業農家、零細農家などに補助金が出ているらしい。
それによって、片手間で作っている農家の品質のよくないミカンが出回る。
値段が崩れる。専業で頑張っている農家にもその影響が及ぶ。
政府のやっていることは、専業で頑張っている農家の首を絞め、
片手間でやっている低品質の農家を生かしている。

私が中学校のころ、オレンジが自由化となった。
ミカン農家はこぞって反対した。
もちろん、オレンジに押されて、ミカンが売れなくなるから。
そのとき兄が私に言った言葉が蘇る。
「しばらくはオレンジに押されて、景気は悪くなるかもしれないが、
自由化が機会になって、いい加減にミカンを作っている農家が廃業してくれれば、結果的にうちの産地にとってはいいことだ。
皆は反対しているが、自由化は賛成だ。」
しかし・・・兄の思いは・・・甥の言葉のように未だかなっていない。
表向き農家を保護しているようで、逆のことをしている政府、政治家。

日本で岐阜県と愛媛県がカチンコチンの保守王国。
小学校の高学年のことだった。
母が「もうJ党にはだまされない」                         
と言って選挙に行ったことが思い出される。

この国の国民には「木を見て森を見ない」                  
人々が多くいるような気がするのは、私だけであろうか。

関連記事

コメントは利用できません。

最近のコメント

ページ上部へ戻る