2023年夏期講習にあたって

この夏君はヒラリー卿になれ!
そして君のエベレストに登頂せよ!
そこから見える最高の景色を見よ!
我々はテンジンになる!

この夏君はヒラリー卿になれ!
そして君のエベレストに登頂せよ!
そこから見える最高の景色を見よ!
我々はテンジンになる!

学志舎の夏期講習1あっという間に7月になりました。梅雨の合間に、日中友好庭園の紫陽花が今が盛りとばかりに咲き誇っています。その葉っぱの上をカタツムリが這っている姿がなんともユーモラスですね。

さて夏講2023が近づいてきました。今回は何かしようと思っても、最初の一歩が出にくい、今一つやる気がしない生徒にお話ししましょう。

「メンタルブロック」

「メンタルブロック」

って言葉を聞いたことがありますか?
「ん、それって何?」と思った人へ。

メンタルブロックとは、人間が何か行動を起こす場合に、「出来ない」、「ダメだ」、「無理だ」と否定的に考えてしまう思い込みによる意識の壁、思考のことです。
無意識のうちに、行動が起こせなくなるやっかいなものです。

人は「否定」「マイナス」の言葉等を投げかけられると、知らず知らずのうちに、潜在意識の中にそれをため込みます。

例えば、あなたが「紅白に出られる歌手になりたい!」と言ったとき、普通であれば「成れるわけがない」「そんなアホな」「現実を見なさい」などと周りの人から言われることが多いでしょう。そのマイナス言葉が潜在意識の中に汚泥の様にたまっていくのです。そして何かをするときに考える事もなく、「無理だ」「できない」と口について出てしまう、または行動につながらないことへの要因となるのです。

それはなぜか?

人の行動は5%の顕在意識(思う・考える)と95%の潜在意識(無意識)とで成り立っています。通常はこの5%の意識で行動をしているようですが、やっかいなことに95%の潜在意識が顕在意識を支配しているのです。

我々は、生まれて大人になるまで、なんと平均で14万8000回ものマイナスの言葉を、聞かされて育つといわれています。(いったい誰が調べたのでしょう?)これが潜在意識の中に積もると、大きな障害になるのです。 ではどうすればいいのか?
はい、プラスの言葉を多く自分で自分に投げかける、もしくは言ってもらう。(教室ではコーチが「出来るよ!」「大丈夫」「OK」と言うでしょ)
例えば・・・。
学志舎の夏期講習2次の文章は、引退したサッカーの元日本代表中村俊輔選手が自分の気持ちを奮い立たせるためにノートに書き写したと言われるナポレオン・ヒル博士の言葉です。

負けると思ったらあなたは負ける
負けてなるものかと思えば負けない
勝ちたいと思っても、勝てないのではないかと思ってしまったら
あなたは勝てない
負けるのじゃないかな、と思ったらあなたはもう負けている
というのも、成功は人の考えから始まるからだ
すべてはあなたの心の状態によって決まるのだ
自信がなければあなたは負ける
上に登りつめるには高揚した精神が必要だ
何かに勝つためには自信が必要だ
人生の闘いに勝つのは、必ずしも最も強くて
最もすばしっこい人ではない
最終的に勝利をおさめるのは、「私はできる」と思っている人なのだ

「わ・た・し・は・で・き・る」

「わ・た・し・は・で・き・る」

毎朝自分につぶやいてみてください。
教室に黄色い紙で「幸せ8言葉」と「言ってはいけない8言葉」が貼ってありますよね。何か言うと反射的に「無理」と言う生徒、言わなくなると確実に伸びていきますよ。これホントです。
マイナス言葉を言わなくなり、すっと行動ができるようになり、グングン伸びた生徒を過去に何人も見てきていますから。

さて、話は変わります。あなたはエベレストの登頂に初めて成功した人を知っていますか?それはニュージーランド人のエドモンド・ヒラリー卿という人です。
学志舎の夏期講習3実はヒラリー卿は最初の登頂で失敗してるのです。そこで有名な話があります。ヒラリー卿はエベレストの写真を見ながら「山はこれ以上大きくならないが、私はまだ成長できる」と言ったそうです。う~ん受験生に聞かせたい言葉ですね。実は、初登頂に成功したのはヒラリー卿ともう一人いたのです。そして、登頂の証拠となる写真には、ヒラリー卿ではなくその人物だけが写っています。
ヒラリー卿は、登頂成功後の会見で「この栄誉をわが友、テンジンに捧げる」と言いました。テンジンとはヒラリー卿と一緒に登頂したシェルパ(山の案内人)です。

学志舎の夏期講習41953年、エベレスト登頂を目指すハント隊に参加したヒラリー卿は、そこでテンジンと出会います。先方隊が失敗したあと、隊長はヒラリー卿にアタックを命じます。2年前の登頂失敗のリベンジがここに始まったのです。5月末とはいえ、8000mを超える山頂付近は厳しい吹雪と寒さが行く手を阻みます。そうしたとき、テンジンは休憩中にずっとヒラリー卿の手足をさすっていたそうです。そうしてテンジンの献身的な協力で、ヒラリー卿は人類初のエベレスト登頂という栄誉を掴んだのです。

ところで、山頂で予想外のことが起こりました。登頂成功の証拠写真を撮ろうとすると、なんとテンジンはカメラの使い方を知らなかったのです。仕方なくヒラリー卿は、山頂に国旗を立てるテンジンの姿を写したのです。
ウソのような本当の話です。

学志舎の夏期講習5後にヒラリー卿はその事情についてこう語っています。
「エベレストの山頂は、カメラの使い方を教えるには不向きな環境だった」
裏話はどうであれ、テンジンの存在がなければ、ヒラリー卿の成功はありえなかったのは事実です。

それでも、表向きはヒラリー卿が世界的に脚光を浴び、テンジンの存在は忘れ去られる運命でした。私の憧れる吉田松蔭先生もそんな感じですよね。弟子たちの功績によって、後に名を残しました。
そう、表舞台で輝くのは「あなた」でなければならないなのです。

この夏君はヒラリー卿になれ!
そして君のエベレストに登頂せよ!
そこから見える最高の景色を見よ!

我々は(塾・コーチ)テンジンになる。
君が疲れて休憩しているときに、必死で手足をさすり、
プラスの言葉を浴びせ続けるテンジンに。

この夏君はヒラリー卿になれ!
そして君のエベレストに登頂せよ!
そこから見える最高の景色を見よ!

我々は(塾・コーチ)
テンジンになる。
君が疲れて休憩しているときに、
必死で手足をさすり、
プラスの言葉を浴びせ続ける
テンジンに。

 

夏期講習2023(高校生の部)のご案内

さて今年もこの季節がってきました。受験生にとっては待ったなしの最大の勝負時である夏休みです。この期間の過ごし方で人生が変わるといっても過言ではありません。
1・2年生に関しては、学校の授業がないこの期間にしっかりとした基礎を固める絶好の時です。

さて、皆さんは富士山に登ったことがありますか?
学志舎の夏期講習7私は8合目まで登ったことがあります。台風の影響でそこで断念し下山しました。吉田からの登山道は7合目付近となると、空気が薄く片道50mくらいの九十九折り(ジグザグ)の道が続きます。角のところまで頑張って歩き、休憩して呼吸を整えます。わずか50mくらいですよ。そうしないと息が続かないのです。また気圧が低くて頭はガンガンします。

さて何が言いたいのか?富士山の頂上に立った人で、散歩をして雪が積もった九十九折の登山道いたら気づくと頂上まで来ていた、なんてことはあり得ないということです。    
そこへ立ちたいと思って、苦しい中を、一歩ずつ足を運んだ者だけが頂上に立てるのです。     

受験もそうだと思います。○○大学に行きたいと強く想った者だけが、受験勉強を乗り切っていけるのです。

皆さんは若い、だからまだ人生を振り返る必要はありません。ただ私の年になって言えるのは、苦しい時期を乗り越える、また一生懸命に生きていた時間というものは、振り返った時に本当に清々しい思い出となって鮮明に甦るのです。逆に何事もなく、ぼ~っとして過ごした時期はあまり覚えていません。

どうぞこの夏が皆さんにとって、後で振り返った時に、あの時期って一生懸命に生きていたんだな(・部活でも、学校のイベントでも、3年生は特に学習面で)と鮮明に蘇る夏にしてください。そのためにコーチと一緒に作った計画を完遂しましょう! 応援します!

塾長 山田 勝登

夏期講習会期間

高校生用
申込書ダウンロード

 

夏期講習2023の授業日程・時間

時間割

夏期講習2021時間割
夏期講習2021時間割

授業日程(カレンダー)

日程・時間割2023
日程・時間割2023

ピンク=夏プロ期間
黄色=8月度授業期間
空白=休み

7/29(土) オールナイト学習会
22:00~翌 6:00
※状況によっては中止となる
場合があります。

◆ 上記日程/時間帯の中からご希望の時間をお選びください。
◆ 席状況はリアルタイムで学志舎フェイスブックにアップします。参照ください。

7/29(土) オールナイト学習会

真夏の8時間耐久勉強会 22:00~翌6:00。
おやつ、飲み物なんでも持参OK。宿題を全部すませちゃおう!
*状況によっては中止する場合があります

8月度授業日 (8/21~30)

上記期間にて8月度の授業を行います。8月度は各曜日3回の授業があります。この期間に3週分の授業を取ってください。時間帯は夏講と異なり1コマ50分となります。※申込書等を参照

高校生用
申込書ダウンロード

 


夏期講習2023の留意事項

入塾案内に記載しておりますように、塾生は原則として必修です。
別紙「受講ガイド」をご参照の上、「申込書」を7月14日(金)までに提出ください。
コマ割り調整をすることで、定員オーバーをなくし良質な学習環境を提供する為と、コーチに予定を知らせ、人員を確実に確保するなるべくお早めにお願いします。やむを得ない事由で参加できない方は、提出期限までに申込書にその旨をご記入のうえ提出ください。
席状況は、その都度学志舎のフェイスブックにアップします。


講習費は8月月謝(7/27振替)と併せて請求させていただきます。
講習生の方は月謝袋でお願いします。


部活動等の時間帯が不明で時間帯を選べない場合、申込書にその旨を明記して、コマ数その他の欄をご記入の上、ご提出ください。部活動等の時間帯が判明次第、速やかにご連絡、ご相談頂き時間割を決定いたします。記入後の変更振替もできます。


遅刻、欠席の際は必ず授業1時間前までにご連絡ください。夏講欠席の場合の振替授業は、原則講習期間中に可能な場合は行いますが、難しい場合は8月度授業で行います。


食事をすることができるのは、昼と夕方の休憩時間に限ります。
飲み物は休み時間に、水・お茶に準ずる物を許可します。


通塾の際は事故に十分気をつけてください。また自転車は決められた場所にきちんと駐輪してください。
5年生以上は、夏講開始までに計画表を作成・提出して下さい。
塾長・事務長からOKをもらったら夏講に入れます。

高校生用
申込書ダウンロード

 

夏期講習2022 受講料

受講料
※提案書をお渡しいたしますのでご検討ください。
※兄弟で各20コマ以上受講する方は、受講料の低い方のお子様を20%割引します。
※母子家庭割引30%が適用されます。 割引は重複しません(金額の低い方を適用)。

高校生用
申込書ダウンロード

 

最後に

この夏~秋、運動会、文化祭など学校行事があります。勉強はしないといけない、でも行事もやりたいと悩んでいるあなたへ。

「思い切りやってください!」

「思い切りやってください!」

学志舎の過去の先輩たちは、学校行事に全力で取り組みました。
そしてその後、受験へ向かって「火の玉」と化して向かっていき、自分の志望校へ合格していきました。

過去に卒塾生からコーチになった第2号、河合コーチの話です。多くの高校の運動会、文化祭の練習は夏休み前から始まります。河合コーチが高3の6月の懇談会でのお母さんの悩みがそれでした。お母さん「本人はやりたいようなのですが、どうすればよいのでしょうか」
事務長はきっぱりと言いました。

「純兵君を信じてやらせてあげて下さい。彼を見守りましょう。」

河合コーチは運動会の応援団練習のため、毎日のように学校へ行きました。しかし、その合間をぬっては塾に来て勉強しました。そして見事に岐阜大学医学部に合格しました。

大阪大学人間科学部に合格した川村紘太郎君。岐阜北高校3年当時、生徒会長をやっていました。夏休み前に事務長に宣言しました。

「夏休みの後半2週間は、文化祭の準備で塾に来られません。」

それを聞いた事務長、一瞬のけぞりました。
しかしこういいました。

「了解。文化祭悔いのないように頑張ってね!紘太郎なら大丈夫。」

お盆明けの2週間、本当に彼は朝から晩まで高校に行き、塾に来ませんでした。しかし文化祭が終わると塾にこもり、火の玉となって勉強を再開しました。そして早稲田・阪大と撃破したのです。
二人とも当時、合格圏内にいたわけではありません。最後の直線で差し切った感じですかね。(笑)しかし第3コーナーからの走りには、信頼感というか、「いけるぞ、大丈夫だ」といった思いが我々にはありました。
もちろん二人だけではありません。他にも多くの塾生がそんな経験をしています。

コロナの影響でこの3年間できなかった11月中旬に参加する「木曽三川公園リレーマラソン」に、学志舎の受験生の中3、高3生がチームを作って出場していました。岐阜界隈で受験生がその時期に朝から夕方まで、そんなイベントに出るのは学志舎だけだと思います。しかし、何も言わずとも生徒はマラソン大会から帰った後、教室にこもって、夜遅くまで粛々と勉強をしていました。

何事にも全力でぶつかっていく生徒のその後の結果が良いのは、27年間の経験則で知っています。それも仲間と協力して、励ましあいながら頑張る生徒が。その年度の生徒達の仲がいいと、受験の結果が良いということは、塾を始めて10年間でわかりました。
中3生を午後から集めて、全員で私が夏・冬プロを指導するのはそのためです。高校生の食事会を実施するようになったのもそんな理由からです。

それが過去に読んだ本の中にかいてあります。その本とは?
東京都立日比谷高校校長 武内彰氏の著書「学ぶ心に灯をともす8つの教え」です。

学ぶ心に灯をともす8つの教え日比谷高校の東大合格者は51人で公立高校では全国No.1です。
(ちなみに岐阜高校は15位です)
氏は日比谷高校に赴任するまで、定時制高校、教育困難校から中堅高校で勤めていました。ちなみに氏は東大出身ではありません。(東京理科大)
かつては現役、浪人あわせて200人もの東大合格者を輩出した公立高校の名門校が、悪しき学校群制度の下、凋落の一途をたどり、ついには東大合格者が1名まで落ちていったそうです。

そこからのV字回復に向かうのに、進学校での指導経験があまりない氏がとった方策とは?
基本は「生徒たちの目の輝きを取り戻す」ことでした。
そしてかつての日比谷のモットーだった文武両道を復活させる。
部活も学校行事も全力で取り組む。特に受験生には3年間の集大成である9月の文化祭までクラス一丸となって取り組ませるそうです。
日本の多くの高校生がラストスパートで猛勉強をしているときに日比谷の生徒たちは文化祭の準備に熱中しているのです。
氏は断言しています。
「最後まで文化祭を全力で頑張った子ほど伸びる」
そして不思議なことに、一生懸命に取り組む子ほど第一志望の大学へ進んでいく。イベントに全力を尽くしたあと、受験までの日々を勉強漬けで一気に駆け抜け、合格への切符を手に入れるそうです。
日比谷の生徒は課外活動に手を抜きません。仲間たちと熱い汗を流し一体となる体験には、勉強では決して得る事ができない貴重な何かがある、と。氏はさらに言います。
これは日比谷生だけに起こる事ではなく、すべての子供たちにとっての「伸びる条件」だと。

特に部活動では「特待生を集めた私立の強豪校には到底敵わないから、早々にあきらめてエンジョイしてできればいい」と考える都立高が少なくない中、真剣に取り組ませます。(94%の生徒が部活動に取組んでいる)
「限られた時間の中で、仲間と力を合わせ、自分たちらしい工夫をすれば、十分に通用する。」「真剣な気持ちで向き合ったことからしか、本当の楽しさも、学びも得られない」ことを生徒に体験してもらう。練習メニューは用意して生徒に与えるのではなく、「全部自分たちで考えさせる」ただし生徒達が迷った時、意見を求めてきたときは相談に乗るそうです。

そうした結果が、人間力を高め、ひいては学力の伸びに結びついたのです。
何事にも最後まで真剣に取り組む、そんな君を応援します!

何事にも最後まで真剣に取り組む、そんな君を応援します!

何事にも最後まで真剣に取り組む、
そんな君を応援します!

高校生用
申込書ダウンロード